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不眠恐怖症について考える

 

不眠恐怖症という睡眠障害があります。

その名のごとく、眠るのが怖いという不眠症です。
眠気はあるけれど寝付けないという、複雑な状態になります。眠いのに眠れないというのは、本当に辛いことだと思います。

不眠恐怖症や睡眠恐怖症は、別名を精神生理性不眠症といいます。
これは原発性の不眠です。つまり、とくに外部にストレスとか悩み、体の病気があるわけではないのに、眠れなくなるのです。

あえていえば不眠恐怖症は、睡眠自体の悩みであり、ストレスです。
また心の病気、精神病の素質を持っているとも考えられます。いわゆる不安神経症ですね。

几帳面で真面目な人に多い

ふつうは、日中に気になることがあって不眠になりますが、不眠恐怖では睡眠自体が悩ましいわけです。誰にでも一時的に眠れないことはあります。しかし精神生理性不眠の患者さんでは、それを気にしすぎてしまうのです。完ぺき主義や真面目な方が多いために、「人間は8時間寝なければならない」「寝ないと死んでしまう」と思いつめてしまうのです。

不眠恐怖の人は、几帳面で完ぺき主義のA型人間に多いようですね。
こういったタイプは、睡眠だけではなく日常でもストレスをためやすいものと思われます。それだけでも動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞にかかりやすいのに、睡眠不足になったら、ますます健康を害してしまいます。

ノンレム睡眠は成長ホルモンを分泌しており、免疫力を向上させる役割があります。レム睡眠は精神疲労のメンテナンスを行なっています。不眠恐怖症になって寝不足あるいは一睡もできないと、こういった心身のメンテナンスができなくなるために、重大な病気とか生活習慣病にかかるリスクが高くなります。血糖値や血圧、血中脂質値には要注意ですね。

不眠恐怖症の治療法

不眠恐怖の患者さんは、辛かったら精神科や神経内科、心療内科などの病院に行きましょう。カウンセリングや認知行動療法の睡眠治療が行なわれます。ベンゾジアゼピン系の睡眠薬が処方されることもあります。

病院へ一泊し、実際の睡眠状態を測定します。
そして実際には眠れているということを知ってもらうのが、認知行動療法です。精神生理性不眠の患者さんは、自分が不眠症であることを疑いません。しかし実際はそんなことはなく、知らない間に眠れていることを知ると、不眠症は治っていきます。どうも、世間と一緒でないと気がすまない人が多いのでしょうか?

ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れたら、不眠症が治ったという人もいます。睡眠物質がたまり、メラトニンが増えるために、不眠症対策としては有効だと思います。

20分を目安に布団から出る

不眠恐怖症の人は、律儀に布団のなかで何時間も悶々としがちです。
しかし、それこそ不安と緊張を増す元凶です。20分を目安に、布団から出てしまいましょう。ただし電気をつけないようにしましょう。電気をつけるとメラトニンの分泌が止まるうえ、新たな睡眠障害へと発展していくからです。

新たな障害とは、夜食をとったり、強いパソコンの光を見ることによって、睡眠相が後退することです。そうなると概日リズム睡眠障害が加わって、不眠症対策がややこしくなってきます。起き出すのなら、せめて電気はつけないようにして、ソファーにゆったりと座っていましょう。

不眠恐怖症の人は、このようにして、まずは思いつめないように工夫することが大切です。ソファーに座っていると体が緊張しないので、血行も阻害されません。布団に寝て同じ姿勢で何時間もいると、背中と敷布団が接している部分で血行が滞ってきます。また背骨や首、骨盤が凝ってきます。ソファーにゆったりと腰かけることは、これらを防ぐ意味があるのです。

不眠恐怖症の人は、ソファーに座っていると、だんだん眠くなってきます。
寝ようとすると眠くなりませんが、寝ないで起きていると眠くなってくるのです。眠くなってきたら、その欲求に素直になって寝床に入りましょう。それで眠れれば不眠症対策は終了です。

もし眠れない場合は、また20分を目処に起き出して、ソファーにでも座っていれば良いのです。この繰り返しになります。けっして夜食をとってはいけません。どうしてもお腹がすいて眠れなくなってきたら、トリプトファンが含まれている牛乳を温めてホットミルクにして飲みましょう。トリプトファンは脳内でセロトニンとメラトニンに変わり、眠りをさそってくれます。

温める意味は、胃腸が温まるので一時的に体温が上がり、そのあと体温の下降が起こり、眠くなってくるのです。

 

そのほか睡眠恐怖症の人は、あえて睡眠時間を削ってみる実験も効果的です。
人間は多少寝なくても大丈夫なのです。また睡眠時間を削ることで、無駄な睡眠がなくなり、夜になると自然と眠くなってくるものです。

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