不眠症対策と睡眠薬の館TOP > 不眠症解消の方法とは? > 睡眠薬の大量服用と摂取の危険とは?

睡眠薬の大量服用と摂取について

 

睡眠薬を大量に服用・摂取すると、命に関わるのでしょうか?
もしかしたら不眠の薬を一気にたくさん飲んだら、死に至るというイメージをもっている人がいるかもしれません。

しかし睡眠薬を大量に服用して生死に関わるのは、昔の睡眠薬の場合です。
昔はバルビタール系の薬物が使われていました。これは脳幹の覚醒中枢に直接作用する薬で、呼吸を抑制したり、血圧を低下させるショック症状が起こり、循環器系に異常が起こる危険な薬だったのです。

もちろん医師の指示通りに使用するぶんには安全でしたが、どうしても耐性がつきがちなため、勝手に服用量をオーバーしてしまい、致死量に達する結果となることが多かったのです。

現在の睡眠薬はベンゾジアゼピン系

このように睡眠薬を大量服用あるいは摂取すると、死につながる危険があるのは、昔のバルビツール系の睡眠薬です。現在はベンゾジアゼピン系の睡眠薬が使われているので、どんなに多量に飲んだからといって、死につながるわけではないのです。

現在の睡眠薬の大量摂取は、死につながらないどころか、”適切に服用すれば”、アルコール(お酒)や風邪薬よりも安全だと言われているほどです。

アルコールを寝酒代わりにすると、依存性が生じて、脳も萎縮します。
肝臓も臓器障害を起こすので、死につながってもおかしくありません。風邪薬を何年も服用するとしたら、健康を害するのは誰でも想像がつくと思います。ところが睡眠薬は、数年単位で服用しても健康に別条はないといわれています。

睡眠薬の大量服用による副作用

もちろん睡眠薬を大量に服用・摂取すると、副作用という危険性は伴います。
ハルシオンという超短時間作用型の睡眠薬があります。これは眠れないという入眠困難の患者さんに処方されます。5〜7日程度の連続服用程度なら大丈夫ですが、それ以上服用すると、ある程度の副作用は覚悟しなければなりません。

ハルシオンやアモバンなどの即効性のある睡眠薬は、すぐ手が出るので常用しがちです。そのため、どうしても医師に内緒で、ほかの医師にかかり、ドクターショッピングすることに。その結果、睡眠薬を手放せなくなり、ついには薬物依存性睡眠障害に陥ってしまいます。

ハルシオンの常用者が、睡眠中に中途覚醒して夢遊病のようになるケースが報告されています。海外では、無意識に夜中におきだして、母親を銃で殺害した事件がありました。また夜中に無意識に車を運転したり、食べたりという副作用が出てくるのです。

現在のベンゾジアゼピン系の睡眠薬がいくら安全だといっても、大量服用すると、このように重大な副作用が発生します。そのほかハルシオンやアモバンでは、飲み過ぎると、物忘れ(健忘)が激しくなります。長時間作用型の睡眠薬でも、大量服用すると、翌日のふらつきや残眠感が強くなります。

睡眠薬は、大量服用の危険を知った上で、”一時的に”不眠症対策として活用するという程度がのぞましいといえます。

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